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苦闘!AD2000茂木耐久RCB900

 

In front of pit...

皆さんこんにちは、RCBです。
前回、「ぶっちぎりの速さを披露させて頂きます!?」といって宣言しておりましたが、つけてて良かった「!?」。今回もラスト1時間で玉砕されました。シュン..

 

サイティングラップ前のウォームアップ   サイティングラップ前のウォームアップ     カストロールチーム 中央のライダーはMXの東福寺選手
サイティングラップ前のウォームアップ   サイティングラップ前のウォームアップ     カストロールチーム 中央のライダーはMXの東福寺選手
           
サイティングラップ時のタイヤ交換練習   サイティングラップ時の給油練習     ピットウォーク
サイティングラップ時のタイヤ交換練習   サイティングラップ時の給油練習     ピットウォーク
           
ピットウォーク   ピット内     ライダー全員酒豪じゃなくて集合左から吉田、屋代、福間
ピットウォーク   ピット内     ライダー全員酒豪じゃなくて集合左から吉田、屋代、福間
           
第3ライダーの福間選手   スタート前チェックの後     スタート前チェックの後
第3ライダーの福間選手   スタート前チェックの後     スタート前チェックの後
           
チームハニービーVTRsp−1   隣のハルクプロチーム     隣はカストロールホンダ
チームハニービーVTRsp−1   隣のハルクプロチーム     隣はカストロールホンダ

 

先ず、金曜日の予選。
第1ライダーの吉田が目標には及ばないものの4秒台を記録し、23番手で決勝進出。一応、一安心。

翌日の土曜は予選落ちしたチームが2組に分かれて午前午後2回の3時間耐久が行われ、ピットは使えず整備や練習は夜になってからとなりました。
給油の練習とタイヤ交換のタイムアタック(エアーツール、電動工具使用は禁止)を繰り返し、4人で前後交換して20秒まで詰めたところで22:00。バテバテで宿に帰りました。

そしていよいよ日曜の決勝。ルマン式の苦手な第一ライダー吉田が予想を裏切り、好スタート。15番手までジャンプアップ。その後徐々にペースアップして・・・・んっ帰ってこない!?
まさか!!??・・・ピットのモニターには・・・あっあれ?うちのマシンじゃ??・・・

ゲー、レッカーに乗っけられてる!!・・・
メカのメンバーが急いでレッカーの到着場所へ行き、そこから押してきたマシンは、タンクがベッコリ、カウルもシートもボロボロ。
うーん、でもここからが私の腕のみせどころ。(本当は見せる予定じゃなかったんだけれど...)
オフィシャルが、「こりゃリタイヤですかぁ。」と言われる位でした。
「冗談じゃない直すよ!」と心の中でつぶやき、タンク外しから。よし!キャブは砂吸ってない、ラッキー!エンジンの左のカバーまで削れてつぶれており全部直すのに1時間近くかかり、やっと終了しエンジンスタート。キュルキュル・・ブォーン!なおったぁ〜。
とっ、周りから拍手が・・・ちょっと照れ気味に どもども と皆さんにご挨拶。大幅に順位は落としたものの第2ライダーの福間は、その後順調に走行。転倒した第1ライダーが左の指を削ってしまい、骨が見える程の負傷の為、極力走行を少なくするスケジュールを考えることに・・・
一人のライダーが
7時間を通して最低走行しなくてはならないのは合計1時間。いろいろ考えた挙句、次の第3ライダー屋代の後、再度福間を走らせてタイヤ交換後、吉田に交代。そしてまた福間、屋代でゴールという作戦?に変更、ライダーに伝える。
吉田には無理せず辛かったら手を上げてピットインのサインを出せと伝えて吉田がコースイン。

とっ、ところがタイムがどんどん上がっていく・・・いつのまにやら5秒台。
いかん!そのままだとまた自爆じゃぁ。
サインマンを呼び戻し、これ以上ペース上げるなのサインを出すよう指示。暫く6秒台をキープして走るが、またまたタイムが上がりだし、なんと3秒台を記録。
「あほか!あいつは...」そして福間に交代。とりあえず
1時間の規定はクリヤー。
スタートした後のピット路面にほんの少し染みが・・・触ってみると水。ちょっとピットストップで吹いたかな?と思いつつ福間を見送る。疲れしらずの新婚さん福間は淡々と6秒台で走行。さすが国際ライセンス?!

そして、年長の屋代に交代。あ〜なんとかこれで完走できそうだぁ〜。
と、ほっとしたのもつかの間。オフィシャルが寄ってきて、「お宅のマシン白煙吹いているのでブラックフラッグでピットインさせますから...」
ええ〜なんでぇ〜。
ライダーも気づいたらしく、フラッグがストレートで掲示される前にピットイン。ラジエターの下からポタポタと水が...
慌ててラジエターを焼けどしながら交換し、水を入れるも入れるそばからジューっと白煙をあげて蒸発するばかり。エンジンに手で打ち水をしながら、しばら〜く待って水を注入。
「あれっ?入れても入れてもどんどん減っていく。こりゃガスケット吹き抜けてるなぁ。」
これ以上修復して走らせてもライダーに危険な思いをさせるだけの為、ライダーに話し、監督に「やめるよ!」っと一言。監督もうなずき、リタイヤ届けにサインとなりました。(監督はスーパービルド代表の沼里さんです。)

と言うわけで、またしてもあと1時間の悪夢が訪れてしまいました。ライダー良ければマシンが、マシン良ければライダーが、今年の耐久はいいとこ無しでした。
さすがに皆疲れの色が隠せず、残り
1時間はボーっとしていました。
まあ来年もあるし、また頑張ろうとそれぞれが声をかけあい今年のもて耐は終わりました。

今年の残りのレースは900が潰れたので、筑波でのグランドスラム4のヒュージ2クラスに3耐で使ったSBM201(RCB750)をリビルドして吉田が、ヒュージ1にはVTR1000sp−1で屋代が出場します。
耐久でのうっぷんをこのレースではらしてもらおうと考えています。

今後の活躍?に乞うご期待ください。v(^_-)v

 

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