メディアコンダクター 第2話 GIVI社製パニアケース導入
 
索引

第1話 振り分けバッグ導入

第2話 タンクバッグ導入

第3話 GIVI社製パニアケース導入

第4話 試乗

第5話 トラブル発生!

 

とうとう買ってしまいました、憧れのパニアケース。苦節2年、構想も2年。しがないビンボーサラリーマンにとって、この出費は頭を痛める難題でした。

実はパニアケースそのものは、NIFTYのフォーラムで個人売買によって手に入れたものなので、あと購入するのはステーだけだったのです。パニアケースは既に生産が終了しているE28、ステーはWINGRACKにしました。WINGRACKの購入元はもちろんハネホンです。

ハネホンの担当の方にはメールでも詳しい相談にのって戴き、大変参考になりました。ただ、E28に装着するバックレストのビスがなく、出荷で少し手間取りました。ビスは後日出荷戴けるとのことでしたが、まだ到着しないので、こちらで用意することにしました。

思い入れも深いパニアケースですが、以下写真付きで紹介しましょう。


到着

  今回の構成はWINGRACK+Y137、それとバックレストのE53です。ケースはNIFTYで手に入れたE28をトップケースに使用します。
     
大きい方の箱に入っている構成です。  
     
  長細い方の箱に入ってる構成です。バックレストは別売。
     
これがパニアケースです。

装着

 
     
 

 

ここで、先の「第1話 振り分けバッグ導入」で、パニアケースに対してネガティブな思いがあったのですが、一つ一つ紐解いていきたいと思います。

値段が高い
すり抜けしにくくない?
キャリアだけで走ると不格好?

という課題のうち、先ず「1.値段が高い」ことについては高いと思う反面、そんなもんかな〜という様にも思います。ステーについて考えてみると、リリースされているのは3つあり、下記3点に分類されます。

MONORACK トップケースのみ 概ね¥15,000
WINGRACK トップ+サイド ¥28,000
WINGRACKU トップ+サイド ¥33,000

ハネホンによれば、WINGRACKとWINGRACKUの違いはデザインのみで素材が異なるとかいったことはないとのことでした。私は迷わず安い方のWINGRACKにしました。(^^;;;) デザインもWINGRACKUの方がゴツイ気がして、スリムなWINGRACKの方が気に入ってます。

また、既に’87,’88CBR750F,1000F用のMONORACKが在庫切れしていたのも一因でした。サイドは相変わらず振り分けバッグを使うつもりでしたので、トップケースだけ装着できるMONORACKでコトは足りるのです。今後もこれは入荷予定がないことから、汎用品であるF1000を勧められましたが、デザインが気に入らず、またステーの形状も剛性がなさそうでしたのでパスしました。

さらに、これまたNIFTYのフォーラムで、さる方からトランザルプ用の大型キャリアを無料で譲って戴き、溶接でステーを作ろうかとも計画したのですが、シートレールから延びるステーを制作するにはそれなりにお金もかかるし、自分は溶接なんてしたことないので、走行中いきなり落下!な〜んてことやサイドにもパニアを装着できるという強みも手伝って、やはり純正のWINGRACK購入に至ったわけです。

 

次に「2.すり抜けしにくくない?」については装着したのがトップケースだけなのですが、それだとテーマをトバしてしまうことになるので(^^;;;)、敢えてサイドに装着してみました。下の写真がその眺めなのですが、E28のサイズが535×396×250(mm)で後方からは張り出した様に見えても、前方からはミラーの範囲内、つまり車幅に収まることが確認できました。従って、必要以上に車幅を気にする必要はありませんでした。尚、E28の28という数字は容量を指しています。E28なら28l、E38なら38lです。(E38のサイズは535×396×304(mm)です。E28,E38共に終息商品)

 
     
 

 

さて、「3.キャリアだけで走ると不格好?」についてはもはや否定せざるを得ません。これは芸術の域といっても過言ではないでしょう。(過言か・・・)スリムなWINGRACKは十分にCBRのスタイリングにマッチしています。また、今までのリアウィンカーがくすんでいたせいもあるのですが、WINGRACK付属のウィンカーはピッカピカで目がうるるんになりました。振り分けバッグを後方にずらして装着しても側方からのリアウィンカーの視認性がよく、安全性にも貢献しています。

 

私的考察による長所と短所

長所。というか気に入ってるところ
かっこいい。街行くオジサンの羨望のまなざしを受けてしまいました。(T_T) この感動はBMW R1100RTで同じく羨望のまなざしを受けて以来です。
背もたれになる。彼女には好評です。E28用のバックレストも装着したので、加速時は相当楽になったようです。サイドもつけると、肘掛けになって、もっと楽になるみたいです。
カギが付いてるので防犯性も高い。本当に外そうと思ってくる連中にはどんなものも外れると思いますが、出来心でサッと盗られる真似はできないと思います。
雨に濡れても中に水がしみない。

 

短所。というか気に入らないところ
荒れた路面だとトップケースがガタガタ揺れる。みなさんはどう対策しているのでしょうか?
ケースが重い。これはある程度の剛性を持たせている以上、仕方ないかもしれませんが、それにしても重い。あんまり外して持って歩きたくない。
作りが割といい加減。予想してはいましたが、国産と比べるもんではないです。あちこちクリアランスでまくりで、「大体作るから、細かいとこは自分でやってね」的です。
もちろんウィンカーバルブは添付されていません。